リチャードの家
こういう動きを見ていた創始者でありオーナーのリチャードが絵を描かないかといってきました。
かれは63歳、若いころはパリでダンサーをしていたようです。
それに絵描きで、ゲイでもあります。
それでせっかくなら大きい絵を描こうと思いました。
彼の海に面したゴージャスなカッコいいアトリエを
使ってもいいということでそこで2.5mx1.3mの
大きな板を用意してもらい火山の女神のペレを描くことにしました。
普通では面白くないので口から火を吹いている少し抽象的な図柄にしました。
ジェッソで髪の毛や溶岩が吹き出ているところを盛り上げて迫力あるものにしました。
この出来事はヨガにこの2年専念してまったく絵を描かなかった私に「私は絵描きだったのだ」という事を思い出させてくれました。
不思議なことに絵を描き始めた日に虹が
かかり10日後、描き終わった日にまた虹が掛かりました。
まるで神様の啓示のようでした。
リチャードの家は片面が大きなガラス張りで海に向かって建っていました。
そして壁には彼の作品や好きなものが所狭しと掛かっていました。
ペレの絵は4月の19日のALOHA CAFEオープニングでその外の壁に飾られました。
私は3月4日にKalaniを離れたのでこの光景はKalaniに15年通い続けてキャビン
(小さいお家)を買われた横浜の73歳のフラの先生の由美子さんのメールで知った
ことです。なんともうれしい報告でした。
同時にartshowも開催されKalani内外のartistが作品を飾ったそうです。
私のぺレも人目を引き多くの方がその前にたたずんで見て下さっていたようです。
今でもKalaniで一緒に働いた仲間たちプールでフリチン(失礼)で私を驚かせた男達、パーティーで一緒に踊った「夢見る少年」マイケル、その他大勢の素敵な人たちが心の中に生きています。
特にたった1週間の休暇でKalaniにお客さんで来ていた野性味を帯びたハンサムさんのオランダ人のエドメイ 33歳とは、
ヨガ友達になり、たまたま縁あって3日間よく話をし、ご飯を食べました。
彼が帰る日には空港へ見送りにも行き忘れ得ない人になりました。
彼はサンフランシスコに住んでレストランのマネージャーをして1年半です。
今はシンガポールのその支店で働いでいるようです。
日本も以前2か月旅したそうです。
エドメイとリチャードのアトリエへ行く途中で
「いつかサンフランシスコにくると絵描きのTamikoにはとてもいい,サンタフェにも足を伸ばすとスピリチュアル系のギャラリーがたくさんあるよ!」といってくれたのでそうしようかなーとマジで考えています。
ハワイからサンフランシスコへ!
まだまだ私の旅は続くようです。