2006/08 ハワイ

ハワイその①
私は随分以前から歳をとったら緑に囲まれたどこか外国のコミュニティーで暮らしたいと思ってきました。そこで絵を描いたりヨガをしたり野菜やハーブを育て、1人ではなくパートナーや気持ちの合った人々とともに暮らせたらと考えてきました。
そしていろいろなところを旅しました。


バリに行った時はウブドのアーティストたちと知り合いここかなと思ったりしたのですがあまりにも熱帯で暑く病気になったりしてすごすご帰ってきました。
またフランスには個展などで3度も行っているのですがスペインに近いトゥールーズのコミュニティーを訪れ3日間いた事があります。ここは宗教色が濃く違いました。

1991年フランスでの1ヶ月の個展のあとタイと11年ぶりのネパールを訪れました。そこで前の夫のネパール人と縁あって一緒に日本に帰ってきました。あちらにも家を建て行き来してたのですが、5年後に別れネパールとは縁が切れました。

そして2005年偶然京都でオーストラリア人の彫刻家のサイモンと知り合いました。彼はその頃33歳で日本にはその文化を知るためとオーストラリアの森の中の土地を買うお金を稼ぐためにやって来ていました。

彼とは今までやってきたことがすごく共通していました。ヨガをする事、アーティストであること、オーガニックのシェフをしてきた事、森や山の中で暮らした経験があるし今後またそういうところを目ざしている事などです。

そして彼の通訳とマネージャー(ヨガ)を2年してご存知のとおり私もヨガインストラクターになってしまいました。もう2年半になります。

その彼が言うにはオーストラリアの森は毒のある生き物が多く(蛇、タランチュラ、とかげ、など)私にはそういった毒のある生物がいないハワイに住むのが楽でいいということで今年1月からハワイに居場所を求めて行きだしました。

まずはハワイ島に1週間ほど行きました。コナのほうです。この時は単にゲストハウスに泊まって案内をしてもらっただけなので地元の人と知り合うとかうコミュニティーに行くなどとは無縁でした。

今回、 WOOF ( Willing Workers On Organic Farm )という世界的にあるネットワークを通じてオアフ島の North Shore に10日ばかり行ってきました。
WOOF というのは有機農法をやっている人がそれを手伝って一緒にボランテイアで働く人を募り食べ物と寝る所を無償で提供し受け入れる制度の事です。

これはサイモンから教えてもらいました。

25年ぶりに農作業をするのはまったく自信がありませんでしたがそういうところとつながらないと意識の高い目覚めた人々とつながる事はできないと考えチャ レンジしてみる事にし BILL という47歳のアメリカ人で20年前に North Shore に移住した奥さんと子供のいるご家庭にお世話になりました。

◆Pupukea organic farm で農作業をする私◆

畑は小高い300 M の丘にありました。オーシャンビューです。
レタス、オクラ、ナスビ、とうもろこし、インゲン、、などを作っていました。
私はアメリカからやってきた21歳の大学生の女の子のギャビーとともに毎日泥まみれになり強い太陽の元働きました。案の定、腰を痛めてしまいましたが帰国後幸いに回復いたしました。
でも土地の高さには驚きました。1エーカー(1250坪)1億円でした。
また物価も高く東京並みでしょうか。湿気が少なく風邪が絶えず吹いている美しいところです。海のきれいな観光地だけれどおしゃれな田舎町です

BILL のHP  http://www.northshorecountrymarket.com/

ま、いろいろありましたがちょっと人脈もできたので来年にヨガとオーガニックの食事
また旅行英会話などをするツアーの計画を立て始めています。
興味のおありになる方は遠慮なくお問い合わせくださいませ。

e-mail: tamikotominaga @yahoo.co.jp